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■ P2事業部について

サニーレタス 砕石業は、天然の岩石を破砕機などで人工的に小さく砕き、道路用・コンクリート用骨材などの土木・建築用資材を製造するのが砕石業の主な業務となるが、砕石は重量の問題もあって運送コストがかさむため、供給エリアに限界が生じる。 
また、公共事業への依存度が高いため、業績は公共投資の動向に大きく影響される。
国土建設省の平成22年度建設投資見通しによると、土木投資は、政府部門が17.6%減の12兆100億円、民間部門が4.5%増の3兆9800億円で、政府部門の落ち込みが大きい結果となっている。 全体ではピークだった平成7年(38兆273億円)の4割程度にまで縮小しており、相変わらず厳しい状況が続いている。 輸送コストの削減も限界に近づいており、砕石輸送後の帰り便トラックや、砕石跡地をどう有効利用するかなど、従来の業務から派生した形での新しい収益改善策を講じなければならない。 また、高機能の製品や環境に配慮した製造方法など、新しい分野における開発を積極的に行う必要も出てきている。
このような状況下、当社では、採石跡地に盛土をして野菜の栽培を試験的に行うなど、農業分野への参入を検討してきた。しかしながら、土壌改良等のコスト等を考慮すると採石跡地だけでは事業化が困難であることから、水耕栽培による園芸作物等の栽培を新規事業として採択するに至った。
近年、輸入農産物の増加や価格の低迷により、我が国の園芸作物の生産においては、農家の減少や高齢化、作付面積の減少等が進展しており、長年にわたり増加してきた園芸用施設の設置面積も、減少傾向に転じている。 このような状況下、将来にわたり、安全で安心な農産物を消費者に安定的に供給していくためには、生産供給体制を確立することが急務とされており、季節や天候に左右されず、野菜等を計画的・安定的に生産できる植物工場に対する期待が高まっている。
当社では、これを事業機会と捉え、砕石プラント運用のノウハウ、採石場の土地利用や、従業員の農業知識等の強みを活かしながら、希少価値のある農産物の生産を行うこととした。 また、段階的に事業の質量を向上させ、中・長期的ビジョンとして、磐梯熱海の観光資源と相乗効果を得ながら、「地域の誘客を考慮した農業工場」としてのポジションを担うこととした。 しかしながら、実際の植物工場にあっては、通常の施設生産と比べて施設の設置コスト及び運営コストが依然として莫大であること等を考慮し、綿密な事業計画を策定することでリスクを軽減するとともに、経営革新計画の承認を得ることで、事業確度を高めていきたいと考えている。